おるたな気分

おるたな気分

ただ好きを発信する

人は自分と似た人を好きになる

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「今年のクリスマスは彼氏と過ごす!」

そんなことを私は毎年言っています笑

 

どうも私は恋愛が得意ではないようです。

もう26歳ですが、ディズニーランドや花火大会、温泉旅行、、、。

好きになった人と行きたいところはたくさんあります。

 

このままじゃいかんと思い、恋愛を学ぶことにしました。

心理学で有名なメンタリストDaigoさんのニコニコチャンネルに登録。

科学的根拠に基づいた解説してくれるのでとてもわかりやすく、もうワクワクしかないです。 

 

本題!似た人を好きになるとは?

人は自分と似た人を好きになるとはよく言ったものです。

確かに、趣味や嗜好が合う人とは会話をしていて楽しいです。

しかし、自分とは真逆のタイプの人を好きになる人もいるでしょう。

例えば、世話好きな人が甘えん坊な人を好きになるとか。

 

では、人は自分と似た人を好きになるというのは嘘なのか。

似た人を好きになるとはどういうことなのか。

まずはその部分を解明していきます。

 

これがわかると気になる相手と仲良くなりやすいし、恋愛じゃなくても親密な人間関係をつくれるとDaigo様が言っていました笑

私も最近実践しながら検証してます。

 

「〇〇」が似ている人ほど魅力的

ここで重要なポイントは「態度(行動)」が似ているという点。

自分と意見や態度が似ている人を好きになるし、似ている人ほど魅力を感じやすいとか。

同じような反応や行動を示す人のことですね。

意見が似ている人も好きになるということなので、考え方や価値観もここに含まれるます。

 

反対に、「性格」は自分と異なる方が魅力的に感じるそう。

先ほども書いたように、世話好きな人と甘えん坊の人のような関係です。

ただ、性格に関して言えば必ずしもということではありません。

 

例えば、外向的とか内向的といったタイプがありますが、

外向的な人は内向的な人 / 外向的な人両者から好かれるというデータがあります。

*外向的:人に関心をもち、人付き合いを積極的におこなう人。

*内向的:自分の内面に関心をもち、人との関わりをもちたがらない人。

なので、性格に関しては類似性や相補性よりも一般に好かれる性格というものがあるということがわかっています。

 

似たしぐさをして自分の魅力を伝えよう!

態度が似ている人に魅力を感じるという点を使うなら、会話の中で相手と同じような反応や行動を示すと良いですね!

「私と同じだ!」と思ってもらうことが、親密な関係を築く上ではとても大切になってきます。

 

また会話中は、相手の考えなどに同調するとなお良し。

価値観が似ている人って案外少なかったり、目の前にいるだけで嬉しい気持ちにもなりますよね。

 

男女の恋愛に限らず、友人や仕事の人であっても十分に応用できそうです。

人付き合いって正直面倒くさいと思うことが多かったのですが、検証しつつゲーム感覚で親密度を高めていくのもありなんじゃないかと思いました。

 

 

恋ごころの科学

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休日は、メンタリストDaigoさんの動画視聴にハマっています。

動画内でたまにおすすめの書籍を紹介して下さるので、観た後は図書館に行って借りて読んでいます。

今日読んだ本は「恋ごころの科学」というもの。

恋愛を心理学の面から解読した本で、たくさんの調査や研究結果に基いて分析されています。

 

Daigoさんの動画と本の内容がリンクしている部分が多いので、とても読みやすいです。

動画で学んだ内容に追記していく感じで、本を読むとより理解が深まります。

そして、本を読んだ後にもう一度Daigoさんの動画を観るとさらに理解が深まります。

 

本の内容はこんな感じ

・態度は似ている人ほど魅力的

・魅力ある異性のパターン

・美人が得をしない場合

・好かれる女性の条件

・男女別の嫉妬

 

私は恋愛が決して上手い方ではなくて、好きになった人と中々両思いになれません。

今年こそは彼氏とクリスマスを過ごすぞ!と何年も言っている始末です。

これはどうにかしなきゃと思い心理学の勉強をするようになりました。

恋愛以外にも、親密な人間関係の構築だったり、コミュニケーションだったり、磨きたいことがたくさんあるので!!

 

相手をコントロールするためではなく、相手を理解して自分の行動を改めていこうという思いです。

 

Daigoさんが個人的に好きということと実践しやすい解説をして下さるので、ついついハマってしまいます。

時折出る毒舌も好きです!!

 

若さに安住するのが一番いけないですね。

自分の魅力を理解し、ピカピカ磨いて幸せを築いていこう。

 

 

恋ごころの科学 (セレクション社会心理学 (12))

恋ごころの科学 (セレクション社会心理学 (12))

 

 

人脈を広げるためのスーパーコネクター

今月からメンタリストDaigoさんのニコニコチャンネルに登録しました。

今月は人間関係をメインに放送をして下さるということもあって、人間関係の構築が苦手な私はいつも楽しみにしています。

 

特に今月は新しい職場で働くことになったので、Daigoさんのチャンネルで学んだことを実践していこうと思っています。

今回書くのは、スーパーコネクターというもの。

 

少ない人間関係で、大きなネットワークをつくるためにどうしたら良いか?というもの。

友達の数は多いほうが良いとずっと思っていましたが、そうではなくて大事なのは「質」

何人いるかではなく、どんな人がいるかが大事だと話されていました。

友達と呼べる人が少ないことに引け目を感じていた私にとって、この言葉は聞いてホッとしました。

 

ただ、友達と呼べる人や最近出会う人は良い人ばかりで、人に恵まれているなと思います。

もっと自分の人生を良くするために、質の良い人で囲まれたいです。

今まで出会った人の中には、同じ場にいるだけでストレスを感じてしまう人もいました。

前の仕事は特にそれが強くて、毎日が苦痛でした。

今月はそのコミュニティからも抜けたので心機一転で変えていきたいです。

 

話が少し逸れてしまいました。

スーパーコネクターとは、簡単にいうと色んな人と繋がっている人です。

単に友達の人数が多い人ではなく、色んなジャンル・職種・年齢と繋がりがある人のことを指します。

 

あなたの身近にもいませんか?

俗に言う、顔が広い人です。

 

その人と繋がりをもって、人脈を広げていこうというが少ない人間関係で最大限の成果を出すための方法です。

ここで大事なポイントは、社交範囲が過剰に広い人を探すこと。

先述したように友人は数ではなく「質」

何人いるかではなく、どんな人たちがいるかなので社交範囲が重要になってきます。

 

では、どうやってその人たちと出会うのかという話ですが、生息地と特徴を掴めば大丈夫です。

生息地:社交場

特徴:人を褒めるのがうまい

 

スーパーコネクターは他人を誘うのが好きだそうです。

考えてみれば確かにそうかもしれません。

自らさそい繋げてネットワークを広げる。

それを繰り返していきながらまた新たな人脈を築く、、、。

また人を褒めるのも上手い。

 

つまり、他人を褒めながら人誘っている(あるいは紹介している)人を探す。

これがスーパーコネクターの見つけ方です。

 
思い返せば、最近参加したイベントにスーパーコネクターらしき人がいました。
イベントの幹事だったかな?
とても気さくな方で、一緒にいて楽しく感じられる人です。
そっか、そっか、そんな人と繋がれば良いのか。
 
来週、タイミング良くその人と会える機会があるので直接話しかけてみます!!
仮にスーパーコネクターと出会えても自分自身に魅力がなければ関係性の継続は難しいですね。
 
Daigoさんは捕捉として、複数のスーパーコネクターを見つけることも推奨していました。
誰かを紹介してもらったら自分も他の誰かを紹介する。
そうやってアメーバみたいに広げていくのです。
 
スーパーコネクターは、他人の好きなことや特技を覚えているのもまた特徴。
そう言えば〇〇さんて、これが得意でしたよね?と。
覚えてくれているって嬉しいですもん。
 
来週は、先日参加したイベントの打ち上げ
そして来月は会社の懇親会(数百名来る!?)
これはタイミングがいいですね!
スーパーコネクターに限らず、他の動画で学んだことも含めて実践してみよう!
 
今年の夏は今月と来月は、私がもっとも苦手な人間関係の構築が課題です。

 

 

 

 

信じ抜くんだたとえひとりになっても

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”信じ抜くんだたとえひとりになっても”

お笑い芸人西野亮廣さんが約4年半かけて制作した絵本えんとつ町のプペル

その絵本の中に登場するフレーズです。

無料公開をしたことで大きな話題になりました。

最近では映画化も決まったそうですね。

 

色んなところで話題になっているので、タイトルだけ知っている!

そんな人もいるのではないでしょうか。

まだ読んだことない人にぜひオススメしたい良書。

それがえんとつ町のプペルです。

 

この本が伝えたい事は、自分を信じることの大切さだと思います。

現代社会において、夢を見る人は叩かれます。

ときには鼻で笑われることもあるでしょう。

でも自分が描いた夢ならば、叶えたい夢ならば最後まで信じて進んで欲しい。

そんなメッセージが込められていると感じます。

 

えんとつ町に現れたゴミ人間”ハロウィン・プペル”が、煙突掃除屋の少年”ルビッチ”と出会って星を探す物語。

ストーリーは、このようにして始まります。

4000メートルの崖にかこまれ、外の世界を知らない町がありました。

はえんとつだらけ、モクモクと煙があがりここに住む人たちは青い空を知りません。

輝く星も知りません。

ある時夜空を駆ける配達屋さんが煙を吸って咳き込んで配達中の心臓をうっかり落としてしまいました。

視界が悪いので、どこに落ちたのかもわかりません。

配達屋さんはさっさと諦め、夜の向こうへスタコラサッサ、、、

そう、この町は視界が悪く青い空さえも見ることができません。

えんとつ町に住む住人は当然、星の存在を信じていません。

だから、星を探そうとする人を叩くのです。

どうせ無理だ、そんな馬鹿なことをして、、、と。

 

煙突掃除屋のルビッチは、亡き父が見たという”ホシ”の存在を信じています。

そして、その星を探すのですが周りの友達からはバカにれるんですよね。

だって彼らは星の存在を信じていない人たちだからです。

ただひとり星を探している少年ルビッチは孤独なのです。

そこに、この物語の主人公であるプペルが登場します。

もちろん彼も孤独なのです。

なぜなら彼はゴミ人間。ゴミからできた身体は臭く周りの人たちからも避けられています。

 

そんな孤独なふたりが出会い共に”ホシ”を探す物語。

それが、えんとつ町のプペルです。

 

だがしかし、ただ単に”ホシ”を探すだけの物語ではありません。

一緒に探すと誓ったのに、もう二度と会わないと決別をするシーンがあります。

少年ルビッチが、いじめっ子のアントニオにこっちに来いよとそそのかされるのです。

あんなヤツと一緒にいないで、こっち来いよと。

そう彼らは”ホシ”の存在を信じない人たち。

この集団に戻った時点で、ルビッチの”ホシ”探しは終わってしまいます。

 

ホントはやりたいことがあるのに、周りにそそのかされてグッと我慢してしまう。

結果として望まない環境にいる。

そんな状況を表しているようです。

 

ここでルビッチがプペルに放つ言葉も冷たい。

もうキミとは会えない。もうキミとは遊ばない

本心じゃないくせにと思いながら、読者の私も悲しい気持ちになりました。

そんなことで諦めてしまうの?と。

 

物語にはちゃんと起承転結というものがあって、”ホシ”は見つけられませんでした、、なんて結末にはならないわけです。

一度”ホシ”探しを諦めたルビッチの元に、プペルは自ら会いにいきます。

一緒に過ごしていたあの時とは違い、ボロボロに変わり果てた姿で会いに行くのです。

急がなきゃ、ボクの命がとられる前に

そうルビッチに告げ、彼を連れ出します。

 

ここからが、この物語のクライマックスです。

  • なぜ、命がとられる前になのか?
  • プペルは死んでしまうのか?
  • なぜ”ハロウィン・プペル”なのか?

その謎が、最後に全てわかります。

 

この物語は、決して子どもたちだけに向けられたものではありません。

夢をみて、夢を語って、夢に向かって行動をして、鼻で笑われて、叩かれて、揚げ足をとられている

そんな”アナタ”に向けられた物語です。

 

信じ抜くんだ、たとえひとりになっても

 

えんとつ町のプペル

えんとつ町のプペル

 

 

進んだ分だけ進んでいるのが現実

少しずつでもいいから前に進んでいこう。

 

白いタンクトップ姿が印象的な

武井壮さんの対談音声をYouTubeで聴きました。

その中では動かない人に向けての言葉がありました。

 

例えば、

「会社をやめたい」とか「〇〇がしたい」とか

口ではやりたいことを言うのに全然行動できていない人は沢山います。

 

私自身も昔はそうで、

忙しさや経験の無さを理由にしては

何も行動を起こさない人でした。

 

面倒くさいという気持ちもあるのですが、

心の奥底では、うまくいかなかった時の怖さ

というものもあり前に進めずにいたのです。

 

世の中にいる”行動できない人”の多くは、

この怖さを抱いていると思います。

特に、一度失敗の経験がある人は

またうまくいかなかったらどうしようと

リスクばかりに意識が集中してしましい足がすくんでしまうのではないでしょか。

 

この音声の冒頭ではこんな言葉が述べられていました。

「0」が1番ダメで、プラス1もマイナス1も

絶対値のように両方プラスになっている。

 

絶対値とは、数学的に【数直線上のある点と原点との距離】を意味します。

距離にマイナスはないので、その値は必ず正の数になります。

 

この絶対値を用いて例えるなら、

何もしないことが「0」で

行動することが「原点との距離」なのです。

そしてそれは、マイナス(失敗)であったとしても

最後は必ずプラスになる。

 

自分自身の幅を広げてくれる要素になるのです。

 

夢に向かったけどダメだったという人は多いでしょう。

「もうダメかも」

「どうせ私なんて」

と落胆してしまう人もいるかもしれませんね。

 

しかし、進んだ分だけ進んでいるのが現実です。

そしてそれは全てアナタにとっての武器になっています。

 

最後に、

夢っていうのは完全に叶えることだけが夢じゃない。

近づいていくだけで夢だから、今日やったら近づいていくから。/ 武井壮

 

毎日の歩みは、牛歩のようにほんの少しかもしれません。

しかし、確実に前に進んでいるので

この歩みを止めずに日々精進していきます。

 

もう無理だと決めつけて、

止まってしまうことが1番いけないのです。

 

最高のメンタルコントロールは書くこと

今月は受験シーズンですね。

 

今日はいつもとは違って公共の自習室で作業をしました。

100人くらい入る大ホールで、部屋に入った瞬間重厚な空気が漂っており、そっか今月国立大の入試かと少しだけ昔の自分を回顧しました。

 

昨日の記事で、ストレスに関することを書きました。

ストレスを感じる人とそうでない人の差は「考え方」の違いであると。

寝る間も惜しんで勉強をしている受験生も、日々ストレスを感じていることでしょう。

それに加えて、不安や恐怖もあるのではないかと思います。

机に積み重なった教科書と静かな部屋に響く紙の音を聞いてそう感じてしまいしました。

 

自身の受験期を思い出しながら、メンタルコントロールが大事だよなと思ったのです。

今の私自身もメンタルコントロールは課題のひとつ。

 

そんな時、ある動画でメンタルコントロールに関する話がありました。

最高のメンタルコントロールは書くことだと。

 

精神を平常に保ったり、不安や恐怖を打ち消すための1番の方法は書き出すことだそうです。

 

心の中に不安や恐怖、緊張などが溜まった時周りの人に相談する人は多いと思います。

それもメンタルコントロールをする上でのひとつの方法ですが、人に悩みを相談するより紙に書き出す方が効果が高いと言われています。

紙に書き出すことでネガティブな感情が頭のなかで整理されるのです。

 

おでこの部分、前頭葉で感情が処理されるのです。

つまり、感情のコントロールができない人というのはこの前頭葉が弱いと言えます。

ここを鍛える方法としては、瞑想と運動があげられていました。

 

確かに、運動をした後は脳がクリアになっているのがわかります。

今はほとんど運動をしなくなったのですが、昔はバリバリの陸上部でした。

今よりも昔の方が頭が回っていたなと感じるのは、やはり運動が影響しているのでしょうか。

脳のためにも、運動はないがしろにしたはいけないですね。

 

少し話が逸れてしまいましたが、最高のメンタルコントロールは紙に書き出すことです。

ネガティブな感情を紙に書き出して感情を整理することが大事なのです。

時間は5分〜10分。心に溜まっている感情を全て書き出すことです。

 

最後に、感情を書き出すことによって成果に差が出た面白い実験を紹介して終わります。

(実験)

プレッシャーがかかるテスト前に、学生を3つのグループに分けあることをさせました。

  1. テストまでに何もさせなかったグループ
  2. ポジティブなことを書き出す (例)いつも通りやれば大丈夫、テストが終わったら焼肉に行くなど楽しこと
  3. ネガティブなことを書き出す (例)計算ミスしたらどうしよう、自分だけ落ちたらどうしようなど不安や恐怖

全てのグループに10分間やってもらった後に、テストをおこないました。

このグループの中で、いつも以上の能力を発揮できたのは3番目のネガティブな感情を書き出したグループのみ。

それ以外のグループでは、本番にいつも通りの力を発揮できませんでした。

 

ここで大事なのは、不安や恐怖を頭の中から取り出すように書き出すこと。

頭がもやもやして集中力が落ちているときにも効果的のようです。

 

私は心のもやもやが出た時、我慢して飲み込んでしまうことが多いです。

腸内に便を溜めると身体によくないように、脳にもネガティブ感情を溜め込むのはよくないと思いました。

溜まったら定期的に書き出して整理する。

同時にマインドセットもおこないながら頭の中をクリアにしていきます。

「観察されると消費者の言動は変わる。」物理学が教える街頭インタビューの無意味さ

一見何の共通点もないようにみえる、

物理学とマーケティング

しかし、それら2つを連結させることで面白いことがみえてくる。

そう教えてくれたのが、Googleマーケティングを担当しているダン・コブリーさん。

様々な分野のプレゼンテーションを見ることができる「TED」の中で、その面白さが語られていました。

 


Dan Cobley: What physics taught me about marketing

一見何の共通点もないようにみえる物理学とマーケティング

しかし、両方に熱意を持つダン・コブリーが、ニュートンの法則、ハイゼンベルク不確定性原理、科学方法、熱力学の第二法則を引き合いに出し、全く関連のなさそうな2つを連結させ、ブランド構築の基本的理論を説明します。(概要欄より)

 

物理学は身の回りのことについて教えてくれる面白い学問だと思いました。

計算式ばかりで難しそうな学問のイメージが強かったのですが、

この動画をみてとても身近な学問に感じました。

 

ダン・コブリーが語る3つの物理法則

この動画の中では3つの法則が語られています。

  1. ニュートンの法則(物体質量が大きいとその運動方向を変えるのにより大きな力が必要になる)
  2. ハイゼンブルグの不確定性原理素粒子の位置と運動量を正確に測定するのは不可能)
  3. 熱力学の第二法則

 

その3つの法則の中で、2番目の不確定性原理について特に関心を持ったので書きます。

 

不確定性原理とは何か?

 そもそも不確定原理とは何かという話ですが、これは量子力学における基礎的原理でもあります。

素粒子の位置と運動量を正確に測定することは本質的に不可能というもの

素粒子とは、目で見ることはできない極小さな物質のことです。

例えば、素粒子の位置や運動量を測定するために光(センサー)を当てたとします。

普通だったらそれで”状態”がわかるはずですが、素粒子の場合は異なります。

 

光の粒子には運動量があるので、光をあてることで素粒子を飛ばしてしまいます。

なので、元々の位置がわからず正確な測定ができません。

測定するという行為自体が粒子の状態を変えて(動かして)しまうので、元々の位置がわからないのです

つまり観察するということが状態を変えてしまうのですね。

これがハイゼンベルク不確定性原理です。

 

インタビューは消費者の言動を変える 

ここでマーケティングの話に移ります。

マーケティングの基本といえば、市場調査ですね。

ネットで情報を募る場合もあれば、街頭インタビュー(アンケート)をして直接情報を集める方法があります。

 

この街頭インタビュー(アンケート)に関してですが、

ハウゼンブルグの不確定性原理において、

これら行為は無意味なものと結論付けられます。

つまり、消費者の声が必ずしも正しくないということです。

 

ハイゼンブルグの不確定性原理は、

”観察されることによって素粒子の状態が変わってしまう”でしたね。

これを街頭インタビューに当てはめるなら、

”観察されることによって消費者の状態(言動)が変わってしまう”ということです。

 

素粒子=ターゲットユーザー

測定行為=ヒアリング

こう考えるとわかりやすいです。

 

街頭インタビューであなたは事実を答えますか。 

実際に街頭インタビューをされた経験がある人はいるでしょうか?

  • この製品についてどう思いますか。
  • あなたは普段どんなことをしていますか。

質問内容は様々ですね。

質問内容がどんなものにせよ、

 

素直に答える人って案外少ないのではないでしょうか。

  • 面倒くさいなと思って適当に回答したり
  • 印象が良い答えを書いたり 

理由は様々だと思います。

しかも、街頭インタビューって知らない人からいきなり聞かれますよね。

そんな相手にペラペラと答えるのって中々難しいと思います。

 

Googleで最も検索されているのは「〇〇〇」

動画内でこんな話がありました。

例えば、

”日頃からインターネットでポルノを見ているとアンケートで答える人が何人いるでしょうか?とても少ないです”

”しかし、Googleで最も検索されているのはポルノです。”

 

普段、Googleでどんなこと検索してる?って聞かれて、

ポルノだよ!とは答えにくいですよね。

匿名性のアンケートなら、まだ答えやすいですけどね笑

これが街頭インタビューとかだったら絶対言えないです。

まぁ私はほとんど見ないので関係ない、、、のですが。

 

真実はいつもひとつ!?行動に着目せよ!

観察されると、消費者(相手)の言動は変わってしまいます。

だったら何を信じれば良いのか?

そう思いませんか。

 

世の中には、発言通り実行できている人もいるでしょう。

言葉に嘘偽りなく、過ごせている人はいると思います。

しかし、観察されると消費者の言動は変わってしまうという原則がある以上マーケティングにおいて(消費者の)言っていることではなく、実際の行動を見ることが大事であるとダン・コブリーさんは言っています。

 

街頭インタビュー(ヒアリング)が全く意味のないものだとは思いません。

しかし、証言のみを信頼するという行為は危険であるということです。

 

例えば先ほどのポルノの話に関していえば、

Googleの数字的データをみれば、ポルノ関連の検索が一番だということがわかります。

ポルノなんて見ないよ!という人の検索履歴を見てみましょう。

真実はそこに隠されています。

検索歴がたくさんあるということは、それだけ多く検索したという行動を示します。

 

今回は物理学×マーケティングの話でしたが、

他の分野でも応用できそうな内容ですね。

 言葉だけじゃなく、行動に着目せよ!ということでしょうか。

 

 

いい大人が簡単に諦めるとか言わないで

 

いい大人が簡単に諦めるとか言わないで、、、。

希望にすがって、すがって、やっと糸の先掴んだんだから。

この先何年かかっても、ボクは諦めない。
鋼の錬金術師・アルは、合成獣(キメラ)から人間のからだに戻ることを諦めた大人に上記のことを告げます。

今さら何をしたって無理さ、もう絶望的なんだと。

今の姿を受け入れることも、変えようとすることもせずに、ただただ絶望に浸っている大人に向かって少年アルは続けてこう言います。
自分の可能性を信じることもしないで『どうせ』とか『しょうがない』とか、そんな枯れたことを言うなよと。
確かにそうです。

自分で自分のことを信じないで、現在(いま)を変えることなんてできません。

わずかな可能性であったとしても、諦めたらそこで終わりなんです。

安西先生も激おこプンプン丸です!

 

鋼の錬金術師に登場する、少年アルはまだ10代。

強靭な鎧の姿からは想像しえない高い声(アニメ版)なんですよ。
禁忌といわれている『人体錬成』を行い人間の身体を失ったアル。

鎧の塊として、人間同様の生活を続けるのですが、やはり元の身体にもどりたいと思うのです。

からだに代償を負った兄・エド同様に、元のからだに戻るための手がかりを探す旅に出ます。
たくさんの試練と苦悩があり、ほんのわずかであるが元のからだに戻る手がかりを見つけていきます。

そんな最中に出会ったのが、絶望の淵で彷徨う合成獣(キメラ)たちだったのです。
『どうせ』とか『しょうがない』と言った言葉を吐き、たくさんのことを諦めた人も多いでしょう。

少年・アルのように、どんな困難な状態でも可能性を信じる人は凄いなと思いますか?

自分なんて『どうせ』と言ってしまいそうですね。
私は、アルが凄い特別な少年だとは思いません。

『どうせ』とか『しょうがない』とか言ってしまう人は、自分で自分の可能性を潰しているんです。

潰しちゃったら見えないですよ。

すぐ近くにあったのに、ネガティブな感情でアンテナを張ることをやめたら気づかなくなってしまいます、可能性に。

だから、いい大人が簡単に諦めるとか言わないで!

自分の可能性を信じることもしないで、『どうせ』とか『しょうがない』とか、そんな枯れたことを言うなよ。

自分自身にも常に言い聞かせたい言葉です。