漫画「HUNTER×HUNTER」に学ぶ。運命は偶然ではなくて必然的なもの
少年漫画「HUNTER×HUNTER」をご存知でしょうか?
主人公の少年ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深める物語。
休載期間がとても長いことでも有名な漫画ですね。
私はこの漫画を読んで、運命について考えました。
ここでいう運命とは、人生を変えるきっかけになった出会いのことです。
ストーリー冒頭、
主人公のゴンは、ハンター試験中に同い年のキルアという少年に出会います。
この二人の出会いはまさに運命的なものであり、
その出会いは”運命”について考える良いきっかけになりました。
普通の少年と殺し屋の息子
主人公のゴンは、自然の中でスクスク育った普通の少年。
それに対してキルアは世界で一番有名な殺し屋ゾルディック家の息子。
まさに正反対といっても過言ではありません。
そんな二人はハンター試験で出会います。
殺し屋として生きていくことに窮屈に感じたキルアは、
「もっと他の人生も歩んでみたい」との思いでハンター試験に参加します。
そこで、夢や目標に一直線に向かうゴンの姿を見て仲良くなりたいと思ったんですね。
同い年というのもあって、二人はすぐに打ち解け合いました。
のちに二人は親友関係になりストーリーは進んでいきます。
- お互いがお互いを大切に思う関係
- 人生や生き方に刺激を与え続ける相手
ストーリが進んでいくうちに、互いに友達以上の大切な人になりました。
ハンター試験での出会いは、まさに運命的なものだと私は思いました。
日常生活で感じる運命的な出会いとは
私たちも運命的な出会いを望みますよね。
少年漫画「HUNTER×HUNTER」に登場する、
ゴンとキルアみたいな関係になりたい。
そんな人と出会いたい!!そう思います。
思うんだけど、現実ってそんなにないですよね。
いわゆる運命的な出会いっていうのは。
それはなぜかと考えたときに、
私たちは運命というものを偶然的なものだと考えているからじゃないかなと思いました。
つまり、
『じっと待っていたら訪れるもの』だと。
- 白馬の王子さまに出会えたらいいな
- 素敵な人現れないかな
そう思い焦がれる人いますけど、待っているだけでその願いが叶うんだったら
人生イージーモードです。
一億円当たらないかなって、小さな可能性にかけて宝くじを買うようなもの。
だから、待っていてもダメだなって考えました。
運命的な出会いをするために
では、運命的な出会いをしたい人はどうすればいいのか。
という話ですが、
それは出会いが運命的なものであったと言えるように自分でつくっていくしかないと思うのです。
だれでも一度は運命的な出会いを経験しているはずなんです。
- この人と出会って人生が変わった
- 結婚相手、恋人
- 恩師
- 師匠
出会った瞬間って、それが運命的なものかはわからないですよね。
何年か経った後に、あの人が運命の人だったと気づくのがほとんど。
その人とどんな関係になりたいか。
自分がどんな人生を歩んでいきたいか。
が重要になってくると思いませんか?
その出会いが運命だったかなんて、それは後からいくらでも理由付けできる。
だから、運命というのは偶然じゃなくて必然的なものと私は考えるのです。