誰かのために生きるということの本当の意味。
漫画『スラムダンク』に登場する主人公・桜木花道って知ってますか?
一目惚れした女の子のために見栄をはってバスケ部に入るんですよ。
バスケ超初心者。
一目惚れした赤木清子ちゃんに好かれたくて入部したんです。
ちょっとバカげてますよね。
自分の興味うんぬんの前に、
勢いで入部決めちゃうんですもん。
すごくバカげてると思うんですけど、逆に人間味があって私は好きです。
桜木花道は、ピュアな男だなと思います。
私の元上司に、桜木花道のような人いたな。
その人は、大学で合気道やってたんですけど入部の目的が"好きな人に会うため"です。
大学ではじめるまでは、
全くの初心者で桜木と似てますね。
結局、その人とは会えなかったみたいですけど楽しい時間を過ごせたみたいです。
桜木といい、元上司といい
好きな人のために何かをはじめるってピュアで素敵だなと思います。
そんな彼らをみて、
アインシュタインの言葉を思い出しました。
『誰かのために生きてこそ人生に価値がある』
誰かのために生きるって言葉は少し誤解されそうですが、自分を見失うってことではない。
- 親のために生きてきた
- 恋人のために生きてきた
- 友達のために生きてきた
〇〇のために生きたことを悔やむ人いますよね?
そのような人たちは、自分を見失ってまで誰かのために生きた人たちだと思うんです。
もし、そうだとするならばアインシュタインの言葉は正しくない。
誰かのために生きる人生に、何の価値もないんだということになります。
漫画『スラムダンク』を読んだ人ならわかると思うんですけど、桜木は決して自分を見失ったりはしてない。
大好きな清子ちゃんのために、強い男になろうと努力している。
その努力の積み重ねが、価値ある人生の創造になるんだと私は思うのです。
ピュアな桜木花道の試行錯誤が、
この漫画の面白さを際立てています。
全力ですよね、大切なものがある人は。
自分のためじゃなくて、大切な誰かのためだったら全力になれますよね。
そういう姿勢が、人を惹きつける魅力になるのかなとも考えます。
漫画『スラムダンク』に限らず、
ルフィやゴンも仲間のために生きてますよね。
誰かのために生きることに、なぜ価値があるのかと問われれば
それは、人はひとりでは生きていけないから。
この言葉に尽きるように思います。
自分というものを強調しながらも、誰かのために協調して生きていくことができたならば、
その人の人生の価値は、何倍にも大きくなるのだと考えます!