おるたな気分

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最高のメンタルコントロールは書くこと

今月は受験シーズンですね。

 

今日はいつもとは違って公共の自習室で作業をしました。

100人くらい入る大ホールで、部屋に入った瞬間重厚な空気が漂っており、そっか今月国立大の入試かと少しだけ昔の自分を回顧しました。

 

昨日の記事で、ストレスに関することを書きました。

ストレスを感じる人とそうでない人の差は「考え方」の違いであると。

寝る間も惜しんで勉強をしている受験生も、日々ストレスを感じていることでしょう。

それに加えて、不安や恐怖もあるのではないかと思います。

机に積み重なった教科書と静かな部屋に響く紙の音を聞いてそう感じてしまいしました。

 

自身の受験期を思い出しながら、メンタルコントロールが大事だよなと思ったのです。

今の私自身もメンタルコントロールは課題のひとつ。

 

そんな時、ある動画でメンタルコントロールに関する話がありました。

最高のメンタルコントロールは書くことだと。

 

精神を平常に保ったり、不安や恐怖を打ち消すための1番の方法は書き出すことだそうです。

 

心の中に不安や恐怖、緊張などが溜まった時周りの人に相談する人は多いと思います。

それもメンタルコントロールをする上でのひとつの方法ですが、人に悩みを相談するより紙に書き出す方が効果が高いと言われています。

紙に書き出すことでネガティブな感情が頭のなかで整理されるのです。

 

おでこの部分、前頭葉で感情が処理されるのです。

つまり、感情のコントロールができない人というのはこの前頭葉が弱いと言えます。

ここを鍛える方法としては、瞑想と運動があげられていました。

 

確かに、運動をした後は脳がクリアになっているのがわかります。

今はほとんど運動をしなくなったのですが、昔はバリバリの陸上部でした。

今よりも昔の方が頭が回っていたなと感じるのは、やはり運動が影響しているのでしょうか。

脳のためにも、運動はないがしろにしたはいけないですね。

 

少し話が逸れてしまいましたが、最高のメンタルコントロールは紙に書き出すことです。

ネガティブな感情を紙に書き出して感情を整理することが大事なのです。

時間は5分〜10分。心に溜まっている感情を全て書き出すことです。

 

最後に、感情を書き出すことによって成果に差が出た面白い実験を紹介して終わります。

(実験)

プレッシャーがかかるテスト前に、学生を3つのグループに分けあることをさせました。

  1. テストまでに何もさせなかったグループ
  2. ポジティブなことを書き出す (例)いつも通りやれば大丈夫、テストが終わったら焼肉に行くなど楽しこと
  3. ネガティブなことを書き出す (例)計算ミスしたらどうしよう、自分だけ落ちたらどうしようなど不安や恐怖

全てのグループに10分間やってもらった後に、テストをおこないました。

このグループの中で、いつも以上の能力を発揮できたのは3番目のネガティブな感情を書き出したグループのみ。

それ以外のグループでは、本番にいつも通りの力を発揮できませんでした。

 

ここで大事なのは、不安や恐怖を頭の中から取り出すように書き出すこと。

頭がもやもやして集中力が落ちているときにも効果的のようです。

 

私は心のもやもやが出た時、我慢して飲み込んでしまうことが多いです。

腸内に便を溜めると身体によくないように、脳にもネガティブ感情を溜め込むのはよくないと思いました。

溜まったら定期的に書き出して整理する。

同時にマインドセットもおこないながら頭の中をクリアにしていきます。