「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てよ
以下の記事を投稿後、読者の方からアドラー心理学『嫌われる勇気』の一節を紹介してもらいました。
”今に注力することが大事”と言う内容で、昔読んだときには特に印象に残らなかったんだよね。
私が上記の記事で伝えたかったことは、まさに”今に注力することが大事”ということ。
かの有名なアドラーと考えが一致するなんて、もしかして私ってアドラーじゃない!?と錯覚しました。
そんな冗談はさておき、アドラー心理学『嫌われる勇気』にはこんなことが書いてあります。
人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる。連続する刹那なのです。ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。
「いま、ここ」の積み重ねが明るい未来を築く
”今が楽しければそれでいい”
こんな考えに否定的な人も中にはいると思います。
あまりにも計画性がないじゃないかと。。。。
ただ、よく考えて欲しい。
計画というものは、「いま、ここ」を真剣に生きるための道標に過ぎません。
逆をいうと、「いま、ここ」を真剣に生きていたら計画なんて必要ないのです。
だってうまくいくんだもの。
「いま、ここ」を真剣に生きるべき
アドラー心理学『嫌われる勇気』からもう一節。
人生全体にうすらぼんやりとした光を当てているからこそ、過去や未来が見えてしまう。
もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来もみえなくなるでしょう。
われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣にいきるべきなのです。
過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」になんの関係もないし、未来がどうあるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。
過去にも未来にも振り回されない。
強く生きるためには「いま、ここ」を真剣に生きるのが大事。
過去を否定する生き方だけはしたくない
過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」になんの関係もない。
この言葉には、共感できない。
経験や失敗、後悔から学ぶべきことはあるからです。
その教訓が今の私を形成していると思っているので、なんの関係もないことはない。
ただ、過去のできごとを学びにできない状態なら、考えるべきタイミングではないし。想起する必要性もないと思うのです。
過去を否定するなんて、自分にも相手(関わった人々)にも失礼だから。
悩みの最大の原因は、変えられないものに囚われるから
未来は変えられるというけれど、それは違います。
変えられるのは「いま、ここ」だけです。
将来が不安で仕方なかったら、いまを真剣に生きるしかありません。
自分にとっての”正しさ”を貫くのです。
過去に後悔をしているのなら、それこそ真剣に生きてください。
どんな結果が待ち受けているかわからないけど、いまを一生懸命に生きていたら、どんな答えでも納得できるから。
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